【経験者が語る】海外生活のメリットとデメリット

海外移住

海外移住したいけど、旅行と生活では感覚が違うのでは?日本に不満があるわけではないけど、海外で生活している人は何で移住したの?実際の仕事や生活はどうなの?

そんなことに興味ある方にお読みいただけると嬉しいです。

【経験者が語る】海外生活のメリットとデメリット

どのようなことでもメリットとデメリットはあります。双方理解したうえで、優先順位を整理し、自分の生き方を決められたら良いですね。

いま人生に不自由ない人は、動く必要はないかもしれません。一方、ぼくのように現状に満足せず、新しい人生を追い求める人もいます。人それぞれなので、自分の人生は自分で決めたらよいと思います。

海外生活のメリット

まずは海外生活のメリットから考えてみましょう。

仕事のストレスが減る

仕事ってストレスたまりますよね。朝は通勤で満員電車に揺られ、夜遅くまで残業。夜は接待があったり、プライベートの時間がなかなか取れないときもあります。

ぼくは、マレー系、中華系、インド系で構成されるシンガポールに5年間住んでいました。シンガポールではその他にも、フィリピン人、アメリカ人、ヨーロッパ人と非常に多国籍な人たちがいましたね。その中で思ったのが、日本人は真面目だなということ。現地の人たちはぼくが思うより自由でした。満員電車が嫌だったらバイクで通えばよいし、給料が安かったり、職場環境に不満があれば転職すればよい。そんな環境で働くことで考え方が変わり、日本に比べて仕事のストレスがグッと減りました。あと、学んだことは現地の人たちに日本の価値観を押し付けてはいけない。真面目過ぎる日本人は世界から見ると特殊なのです。

人とのつながりが深まる

奥ゆかしさが日本人の良いところですが、時に相手の本音が分かりづらいと感じます。海外では、良いところも悪いところも言ってくれ、後に引きずらないので、人とのつながりが深まりました。ぼくは典型的な日本人なので、日本でも言いたいことは我慢し、本音で話せる友人はほぼいませんでしたが、わずか5年の海外移住で何人かの友人ができました。

また、日本は高齢化が進んでて、仕事でお会いする人は年上が多いですが、他国では日本に比べて平均年齢が低いので新鮮です。彼らは若いしパワーがあります。

現地で会う日本人とも、困難を一緒に達成した感のようなものが芽生え、日本で知り合うよりもつながりが深まりますね。

日本の良さを再認識できる

住む国にもよると思いますが、外の国の人たちは日本人が好きです。良く日本のことを聞かれ、自分が日本をあまり知らないことに気づかされます。日本はどこでも食べ物はおいしいし、着るものも安くておしゃれでなものが多いです。衣食住だけでなく、人間性や文化など日本人として誇れるところがたくさんあることを再認識しました。いまは日本に住んでいるので、いけるうちに日本国内を回って、日本のことをもっと知りたいです。

海外生活のデメリット

次に、海外生活のデメリットにはどんなものがあるでしょう。

医療制度が自己責任

日本のように国民皆保険ではないので、医療は自己責任です。一般的には日本人は海外医療保険に加入しますが、歯科治療は含まれないので注意が必要です。国によっては医療そのものの制度が整っていない場合もあります。住むなら、バンコクとかシンガポールなど、日本人医師がいる病院があるところが安心ですね。ぼくは幸い海外滞在中に大きな病気になったことはなかったですが、一度中耳炎になってしばらく病院に通ったことがあり、ものすごい金額になった記憶があります。

英語への不安

言語が通じないと不安もありますよね。旅行だけなら英語が話せなくても何とかなりますが、実際住むとなると、銀行口座を開設したり、住む場所の大家さんと交渉したり。インターネット回線工事を申し込んだり、と英語が必須になる場面があります、ぼくは5年間の海外生活を経て、TOEIC900点程度の英語力がありますが、まだまだ言語への不安はあります。特に日本に帰国してからは英語で話す機会も減ったので、再度の海外移住に向けて日々勉強中です。

慣れない生活でのストレス

海外で暮らすと、日本とは違う生活のストレスがあります。売店で忙しそうなときにコーヒー頼むと舌打ちされるときとかありますからね。その他、接客時に笑顔がない、鍵の修理が約束した時間に来ない、天井の修理が適当ですぐ壊れるなど。本当日本人のおもてなしの心は素晴らしいなと思います。日本に比較して仕事でのストレスは減りましたが、日常生活でのストレスは増えます

海外生活のメリット・デメリットまとめ

そんなにデメリットがあるなら、日本が安心。デメリットあるけど、それ以上に得られる価値があるからやっぱり海外で生活したい。など、海外生活のメリットとデメリットを知って、人それぞれ感じることがありますよね。

ぼくは海外生活を一度やめて今は日本に住んでいます。日本の良さを認識しながら、それでも2028年まで海外移住を目指して、役に立つ情報を今後もお知らせしていきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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