「仕事でやらかしておこられた。」「まわりがしっかりしてるように見えて、ものすごい劣等感感じる。」「会社行きたくないなぁ。」
仕事でミスするとへこみますよね。失敗した自分がいやになるし、まわりが優秀に見えてよけい落ち込みます。
でも失敗しない人なんていないので、反省すれば気にすることないです。
今日はぼくが仕事でやらかした失敗談をお伝えします。
読んで気が楽になってもらえるとうれしいです。
【ミス】仕事の失敗談3つ
20年間のサラリーマン人生における失敗談をお伝えします。
雨の日の高速道路で失敗
新卒入2年目の頃、ある取引先の社長との商談のアポイントが取れました。
会社の売上の多くを占める大事な会社で、私の他に部長と社長も同行することになりました。
その会社は茨城県にあり、当日は少し早めに都内から社用車で出発しました。
社用車はだいたい若い社員が運転やメンテナンスする風習だったので、いつもどおりぼくが運転席に座り、社長と部長を乗せて運転していました。
雨の日だったことを覚えています。
常磐道を走ってるとアクセルの調子が悪く、プスッ、プスッと変な音がなりました。
「おかしいな」と思いながらも運転続けていましたが、何とガソリンが空になる寸前でした。
いつもなら前日にガソリンメーターを確認して、満タンにしておくのですが、その日に限り忘れていたのです。
「やばい!」
まもなくガス欠で車が止まり、社長と部長とぼくの3人で車内に気まずい雰囲気が流れました。
「アポイントの時間に間に合わない!」
雨の中すぐさま高速道路で車から降りて、気づくと数km先のサービスエリアの給油所までダッシュしてました。
ガソリンスタンドでハイオクを給油タンクに入れてもらい、ビショビショになりながら車まで戻ってガソリンをいれ、何とかギリギリでサービスエリアまで運転することができました。
不幸中の幸いだったのが、サービスエリアまでそれほど遠くなかったこと。
運転再開できたのですが、アポイントの時間には間に合わず、大手取引先社長との商談に遅れてしまいました。
社長と部長も謝ってくれて大きな問題にはなりませんでしたが、めちゃくちゃあせった失敗の一つです。
英語わからず失敗
30歳頃の失敗談です。
希望していたはじめての海外プロジェクトで、数万人がかかわるプラント工事でした。
ぼくは50名程度の検査チームに配属されました。
海外の顧客なので、もちろん日本人はぼく一人。
当時はTOEIC600点台で、まわりの会話の理解が難しかったのですが、ペアになった顧客の社員のサポートもあり、何とか日々仕事をこなしていきました。
ある日、夜勤の仕事があり、検査チームでぼく一人が居残ることに。
インド人が溶接する配管の品質管理が任務で、無線で連絡を取りながら、時間になったら立ち会いして、修正を指示するような難しい仕事です。
当日夕方に、検査チームのボスから注意ポイントを聞いて夜勤にのぞみました。
夜になり、一人ひとりと帰宅する中、部屋にはぼくと無線の音だけ流れていました。
面と向かった会話でも聞き取りづらいのに、無線の会話を聞き取れるはずはなく、何時に溶接終わるのか聞き取れなくて、気がつくと作業が終わってました。
夜が明けるまでびくびくでしたね。
翌朝検査チームのボスに呼ばれ、終わった溶接に不備があったこと、管理責任について問われました。
これをきっかけに、猛烈に英語のリスニングを鍛えました。
金額書き間違えて失敗
最後は、20代半ばの話です。
当時、海外の工場でつくったアパレル用品を、日本の企業に販売する商社で働いていました。
海外の工場へは外国為替で決済をしており、その支払いをぼくが担当していました。
書類を作成し、銀行で金額を記入し、会社実印を押印して決済をしてもらう。
それにより銀行からお金を借りて、海外の取引先に支払うことになります。
ある日銀行の担当者から連絡があり、「先日の決済金額が一桁多かったようです」とのこと。
金額をかくときに0を一桁多く書いてしまったのです。
つまり、海外の工場へ支払う金額より多い金額を借りてしまったことになります。
でも、上司におこられるのがいやだし、「多いから問題ないか」と、かるく考えて会社にも何も言わずにいました。
数カ月後、外勤中に会社の経理部門からと連絡がありました。
銀行担当者と会社の経理部門ではなして、数ヶ月前のぼくのミスがバレてしまったのです。
多く入ったお金を会社が他の支払いに使ってしまい、銀行へ返済するお金が足りないとのこと。
上層部が何とか工面して銀行への支払いは終えたのですが、どれほど大きな問題なのかまったく認識せず、今思うと本当にありえないですね。
まとめ
こうやって見てみると、昔の自分はひどかったなと思うのと同時に、成長を実感します。
最近は大きな失敗がなくなってたように感じます。
挑戦が足りない証拠なので、どんどんアクションをおこしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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