【英語力ゼロから】海外で働くまでの道のり【海外駐在】

海外移住

海外で働いてみたい!海外駐在してみたいけどどうしたらできるの?英語喋れないけど大丈夫?駐在生活はどうなの?

ぼくの経験から、どういう経緯で海外で働くことになったかお伝えします。

【英語力ゼロから】海外で働くまでの道のり【海外駐在】

海外で働くために英語力を身につけておく必要ありません。

もちろん英語を話せた方が良いですが、もしあなたが現時点で英語が話せず、それでも海外で働きたいと思っているのなら、思ったときに海外の企業に就職して、現地で英語を覚えた方が効率的です。日系企業でしたら英語力不要で雇ってくれる会社があるはずです。

ぼくは英語力ゼロで国内のベンチャー企業の貿易担当になるところから始まり、小売店のバイヤー、海外駐在とステップを踏みましたが、7年もかかってしまいました。今振り返ると最初から海外駐在していれば良かったです。

すぐ行動を起こすことでお金も時間も節約できる

ぼくが海外駐在を目指してから実現するまで7年間かかりました。6年間で得た英語力と、駐在1年目で覚えた英語力では、圧倒的に後者が上でした。日本にいるときは英会話教室に通ったりとお金もかかっていましたが、海外で英語を話すにはお金はかかりません。時間だけでなく、金銭的にも効率的です。

海外駐在に至るまでの道のり

ぼくが「海外で働きたい!」と思ってから、実際に海外駐在を実現するまでに7年かかりました。時間もお金もかかってしまいましたね。。。

学生時代は英語が苦手で、会話なんて到底できませんでした。そんなぼくが「英語を勉強しよう」と思い出したのでは、高校2年生の英単語テストがきっかけでした。もともと英語が苦手なので、いつもの英単語テストの正解率は半分程度でした。通っていたのは進学校で周りに頭がいい人ばかりというのも、やる気をそがれる要因の一つでした。ぼくなんか勉強してもこの人たちには勝てないんだなと。英単語テストでは満点者の名前が廊下に貼り出され、いつも名前が載るのは同じ人ばかり。進学校の中でも上位数%の東大行ったりするレベルの人たちですね。

ある日、ふとやる気が沸いた日があって珍しく英単語の勉強に力を入れました。翌日のテストでは勉強した単語がばっちりあたり、はじめて満点をとりました。その結果、いつも通り廊下に満点者として名前が貼り出されたのですが、英語の先生からの手書きで「バーボン、がんばった!」と一人だけ名指しで賞賛されたのです。ちょっとしたことですがそれがとても嬉しくて、英語をがんばろうと思い、海外で働きたい、と思ったきっかけだったのかもしれません。

みなさんもそのような経験がないでしょうか。

英語力ゼロから、英文ビジネスメールを学んだ

新卒で入社した会社は、20名程度のベンチャー企業。社長がアメリカでMBAを取得したこともあり英語がペラペラで、海外との取引も盛んでした。ぼくはその会社の貿易実務担当として採用され、入社時点ではTOEIC500点台で全く英語も話せず、不安でいっぱいだった記憶があります。

仕事で使う英語は、電話ではなくメールでしたが、書くのも酷かったし(Best regards, Mr. bourbonと自分にMr.付けてた)、たまに電話くるとパニック!これはやばい、と少ない給料から60万円ぐらいかけて新宿の日米英語学院にも通いました。当時は毎日かなりの残業があり夜のレッスンが難しかったので、週に一度始発で6時~8時にレッスンをしてから会社に通う生活が始まりました。2年ぐらい経った頃には英文メールはスムーズに書けるようになり、貿易実務も覚えて、更なるステップアップのために転職を決意しました。この頃TOEIC630点程度でした。

初の海外出張で、英語での交渉を経験

転職した会社は全国に小売店をもつ会社で、本社の商品部に貿易実務責任者として配属。ここでは海外の工場とのメールやり取りに加えて、海外の展示会へ出張する機会がありました。このころには英語にも慣れ、簡単なやり取りを出張先で行い、帰国後メールでフォローするスタイルで3年間ぐらい経験を積みました。引き続き英会話教室には通っており、周りから見ると少し英語ができるやつ、と見られていたと思います。ここでTOEIC720点程度でした。

オーナー社長に毎日怒られ鬱になったのと、給料が安かったので転職先を探し始めました。

ついに、海外駐在実現!

転職活動で2社から内定をもらい、そのうち海外事務所を設立したばかりの会社に転職を決めました。ここはエンジニアリング会社でこれまでの経験が全く活かせない環境でしたが、昔からの夢であった海外駐在に惹かれ決意。周りが英語アレルギーのエンジニアばかりで、入社当初から海外駐在を志望していたぼくは1年後、希望通り海外事務所に赴任しました!

赴任先はシンガポールでした。最初はシングリッシュと呼ばれる現地の早い英語に慣れずなかなか聞き取れませんでしたね。ですが、英語を話さざるを得ない状況下でグングンと英語力が伸び、すぐに現地で銀行口座を開いたり、インターネット契約できたりするぐらいになりました。海外駐在5年後に受けたTOEICは890点でした。

まとめ

ぼくはまわりくどいやり方で海外駐在するのに7年間かかりましたが、いま海外で働きたいと思っている方はすぐにでも海外に出た方が良いです。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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