昔が虫歯で抜歯が必要になった。インプラントは高いし、奥歯一本だからなくても良いかな。奥歯がなかったらどうなるんだろう。
なんて考えている人、インプラントのメリットとデメリットをお伝えします。
判断材料の一つになると幸いです。
【奥歯がない】インプラントのメリットとデメリット
20年以上前に治療した奥歯の虫歯が進行していて、抜歯をすすめられました。
銀歯をかぶせていたのですが、その隙間から虫歯菌が入り、悪化していたようです。
治療したのが20年も前なので、当時注入した虫歯菌をおさえる薬もなくなっていて、顎の骨も溶かしているとのこと。こわいですね。
今回下の歯の奥歯の虫歯でしたが、下の歯がなくなると、自然と上の歯が接触ポイントを探して落ちてくるとのこと。
よって、上の歯と下の歯は常に接触できていることが重要なんです。
今回の治療法として、3つ提案されました。
- 抜歯して入れ歯
- 抜歯してインプラント
- 虫歯を削って延長ブリッジ
インプラントがはじめてだったので、かかりつけの歯医者以外にセカンドオピニオンも聞いて、インプラントのメリットとデメリットをまとめてみました。
インプラントのメリット
見た目がきれい
真っ白なセラミックで歯を形作るので、見た目がきれいです。
いくが外見がかわいくても、口の中が銀歯だらけだと「えっ」と思いますよね。
他の歯を削らなくて良い
たとえば抜歯してインプラントをしない場合は、延長ブリッジによる治療が考えられます。
奥歯手前の歯2本に3本分の銀歯のブリッジを被せる方法です。
保険は適用されますが、前2本の歯を削らないといけません。
その点インプラントは抜歯部分の手術で済みます。
老後も安心
年齢を重ねて歯が抜けてしまうこともあります。
歯がないと、歯がないところから息が漏れることにより、イ段がうまく言えなくなるおそれがあります。
入れ歯を入れても、会話中に外れたりするようなリスクも考えられます。
インプラントは顎の骨にチタン製のネジを埋め込むわけなので、安定性は抜群ですね。
いちいち入れ歯取り付けたりするの面倒くさいし、自分の歯に近い感覚で噛みたいですよね。
また、言うまでもなく人工物なので、虫歯の心配をする必要もありません。
インプラントのデメリット
治療費が高い
インプラントは保険適用外のため、40万円程度かかります。
医療費控除の制度を使えば、少しは戻るとはいえ高額ですよね。
医療費控除とは自分や家族が治療に払った医療費が、年間10万円を超えた場合に適用される控除のことです。
毎年1月から12月までの1年間に支払った治療費用と交通費が対象になり、自分で確定申告をする必要があります。
手術が必要
麻酔をしているとはいえ、顎の骨を削って、ネジを埋め込むって、怖いです。
また、腕が悪い医者だと失敗するリスクもありますね。
歯周病のリスク
インプラントは人工物なので、虫歯になる心配はありませんが、歯周病になるリスクが増える可能性があります。
歯周病になると最悪周囲の骨が溶けてインプラントが抜け落ちることもありえます。
インプラントのメリットとデメリット まとめ
一生使う歯です。よく考えて治療方法を決めましょう。
ちなみにぼくは歯医者を3軒に相談の結果、保険が適用される延長ブリッジ治療を選びました。
海外に住む場合、海外旅行保険に加入するのが一般的ですが、歯科治療は保険に含まれていません。
海外に住むことを考えている人は、今のうちにキレイに直しておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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